失った左胸の患部をシャワーで洗いました。
毎日シャワーして石鹸で洗わないとN先生が診てくれないと言うので、勇気を出して浴室へ。
やはりまだ怖くて見れないので、胸を見ずにシャワーをザーッとかけて、石鹸を泡立てて、その泡をホワホワと乗っけて流すだけなのですか、なんとかやりました。
目で見てないけど、シャワーで洗った感覚からいくと、手術で取った左胸は真っ平になってるかな、くらいに予想してたのですが、くぼんでるのです。
かなりショックです。
ペタンコでなく、えぐれてるのです。
深めのクレーターが胸にある感じなのです。
私の左胸の状態を手術できるような外科医はNさんくらいしかいない!と主治医も言っていたので、N先生には感謝しかありません。
あの状態の乳がんを手術してくださったのですから。
おかげさまで毎日、浸出液のガーゼ交換や臭いで苦しむこともなくなり、QOLは格段に上がりました。
しかし、贅沢な悩みかもしれないけど、陥没した左胸を思うとやはり悲しい。
なんでこんな病気になったんだろうと最近また考えるようになりました。
3年ほど前、同僚の男性に対する強い嫌悪感が出ました。その同僚は親切な良い方だったのですが、ある日突然、気持ち悪いと感じてしまったのです。
そこから、その方の一挙手一投足に嫌悪感と怒りのような感情を感じました。
スピリチュアルセミナーで習った感情を燃やす激しい呼吸法を、やってもやっても気持ち悪い嫌悪感が消えませんでした。
あの時のネガティブな強い感情が、左胸に大変な乳癌を作ったんではないかという気がしているのです。
強いネガティヴな感情は癌をも作る。
そんな気がするのです。
左胸を失う経験をしないと私は学べなかったのかもしれません。