がん組織は正常組織に比べ温度が上がり熱がこもりやすく、42°C以上の温度によって壊死しやすいという原理のもと、これまでせっせとゲルマニウム寝袋サウナやお風呂に入ってましたが、小林常雄先生によるとお風呂やゲルマニウムサウナ程度では、体内温度を42℃以上に上げることはできないとのこと。
しかし、体内温度を42℃以上に上げることができる「サーモトロン」ならそれが可能になりそうであることが判りました。これはマイクロ波を使って体をあっためる仕組みです。
要するに電子レンジで体を温めるというロジックです。
このサーモトロン(https://www.bio-c.jp/hyperthermia/thermo.html)という機械による局所温熱療法(38.5~40.5℃)は、保険適用もできるとのことで、局所温熱療法をはじました。
私が行ったクリニックによると
「あくまでも温熱療法は補助であり、温熱療法だけで治るケースはほぼない。なので、標準治療と併用することが前提になっている」
とのこと。
乳癌は体表に近いので、温度が上がりやすいので効果が出やすいのでは・・という意見もあり、効果を期待して始めました。
このサーモトロンという装置によって局所を温めたところ、乳癌は体表に近いだけに今皮膚がやけどしてしまいそうでかなりツライ!我慢できないくらいになり、途中で温度を少し下げてもらいました。
局所しか温めてないのに、全身がびっしょり、汗がしたたりおちました。
初回は1000ワットまでの出力で様子をみて大丈夫でしたので、2回目は最大出力1450ワットまであげてもらいましたが、あまりにピリピリと痛くなり、2分ともたず、少し出力を下げてもらいました。
恐らく1450ワットだと42℃以上になってるはずなので、継続できれば良かったのですが、我慢できない熱さで、2分以上はもちませんでした。
小林常雄先生によると、温熱療法後にビタミンAの値が上がっていれば、サーモトロンの効果が出てると言えるそうです。ですので、血液検査の結果でビタミンAの値が上がっているかどうか、楽しみです。